学校への不信感

2016.03.11 21:47|母日記
不穏なタイトルですが、我が子の通う学校のことではありません。
広島県府中町立府中緑ケ丘中学校で起きた万引き冤罪自殺に関してです。
SNSでは既に様々な憶測が飛び交っていますが、新聞に掲載された自殺に至るまでの時系列や校長の会見も辻褄が合わず、ご遺族でなくとも憤りしか感じられません。

自分自身、我が子の受験に関して今までブログで綴ってきたので、受験が人生の岐路であること、中学生がまだまだ子供であること、子供の世界にとって学校の占める割合がいかに大きいものであるか、知らないわけではありません。
以下、今回の事件に関して思うところが山ほどあるので、纏まらないまま書いてしまいました。気分のよい話題ではありませんが、お付き合い頂ければと思います。

今年度、中学3年生の受験生の母としてブログを続ける中で、同じように受験生を持つ保護者の方のブログも沢山読ませて頂いていました。
そして地域によって入試の時期やその方法に大きな違いがあること、進路指導も学校によって様々であることに驚きました。
「機会均等」という言葉をよく目耳にする昨今、入試における機会均等とは???と釈然としない気持ちになったことも1度や2度ではありません。

無論、すべての地方自治体での受験状況を知っているわけではなく、自分や家族の経験からしか語ることはできません。
それでも広島県府中町立府中緑ケ丘中学校の進路指導はおかしいと断言できます。おかしすぎます!

息子の高校受験の場合、実際に用いる内申点は中学3年2学期のもののみ(平成27年度現在)でしたが、進路を決定するために、もっとずっと早くから動いていました。夏休みのオープンスクールや体育祭、文化祭など、学校見学には中1から参加している方もいますし、受験校選びのために実際に学校を訪れ、説明会や相談会に参加することは重要です。

それなのに、問題となっている緑ケ丘中学校では中学3年の11月に校長の判断で推薦基準を変更しているのです。入試が3月だとしても残りは半年を切っています。このことで併願校の変更を余儀なくされることもあるでしょうに。
この推薦基準の変更に関して、学校側は書面で保護者に通達しているのでしょうか?保護者はこの変更になんの疑問も抱かなかったのでしょうか?素行問題の是非による変更が我が子には無関係だったとしても、入試まで差し迫った時期にこのような変更を実施する学校なんて頭がおかしいとしか思えません。生徒の進路をなんだと思っているのでしょうか。

そもそも、この変更により担任教諭から推薦を拒否された男子生徒は万引き現場にすら居合わせていなかったと報道されています。(3月10日現在)
もしこれが実際に問題行動があったとしても、学校側から保護者に一切の連絡がいっていないなんておかしいでしょう。進路指導を給食の準備時間に廊下で済ませるような学校なので二者面談や三者面談がどのような頻度であるのか知りませんが、万引き等の犯罪に対する学校側の取り組みそのものが信じられません。問題行動があった場合ならなおのこと、学校と保護者は連携してその生徒の動向を見守るのが当然ではないのでしょうか?

事実確認もせずに生徒に万引きの汚名をかぶせ、そのような記録の管理・引継ぎもろくにせず、保護者を交えた話し合いの場も設けず、生徒が自殺をしたことを「急性心不全」と偽り、生徒が自殺したあとすぐに推薦の基準を見直して推薦基準に満たなかった生徒に推薦を出し、これらの事件が公になる前までは普通に登校していた担任教諭は体調不良を理由に会見にも保護者会すらも欠席しているという現状。

こういうことをする公立の中学校が2016年の日本に平然と存在しているという事実が信じられません。
担任教諭が証言した廊下での進路指導に関する会話文を読みましたが、生徒を馬鹿にしているようにしか見えませんでした。

学校側は今回の問題を猛省し、(男子生徒の月命日にあたる)毎月8日を「教職員が自らの姿勢を問い直す日」、特に12月8日は「校内の取組を点検し、研修する日」として学校改善を進める。深い教育的愛情と教育に対する使命感を持って生徒一人一人の成長にしっかり寄り添い、生徒、保護者、地域に信頼される学校をつくっていくことをお誓いするそうです。
教師自ら自校の生徒を自殺に追い込んだという認識はないのですね。虫唾が走ります。

この件に関しては文科省も動いていますが、それでも坂元弘校長も、担任の女性教諭も、責任追及されたとしても懲戒免職が関の山なのでしょうか。それすらもなく、依願退職や非公開で教育委員会へ異動されたりするのでしょうか。

もし我が家だったらと考えるだけでぞっとします。証人の居ない場で、15歳の子どもが信頼できるはずの担任教諭から再三に渡り冤罪を強要されるのです。男子生徒の絶望と無念を思うと可哀相で仕方がありません。しかも今回、男子生徒の死がなければ緑ヶ丘中学校のずさんな教育指導の実態について公になることもなかったのです。

二転三転する学校側の報告や矛盾だらけの校長の会見からは、この件に対する誠意もまるで感じられません。学校のなにがこのようなことを引き起こしたのか、それがどれほど非道なことだったのか、教職員は理解できているのでしょうか。
当事者や地域住民だけの問題ではありません。公立校に通うすべての生徒や保護者にとっても看過できないことです。
同じ年の子を持つ親として教育委員会と文科省には意見を送りました。

亡くなられた男子生徒の名誉のためにも、事件の全容が明らかになることを願います。
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2000年生まれの息子の母です。
家事全般が苦手です。

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